染め直しについて


草木染の取り扱いについてにて、染め直しできるお話をしました。
もう少し、詳しくお話しておきます。

「染め直しをする」というと、ただ単に、丸ごとポンと染め直すイメージをお持ちの方も多いと思います。しかし染め直したい要因によって対応も違ってきます。
要因は……
 @全体が色褪せて来ている。 A部分的に変色している。
 B落ちないシミが出来た。  Cその他色々。

対応は……
@に対しては
 類似した色に染め直す。
 褪せた内容によってはグラデーション化する。
Aに対しては
 絞りの技法で柄を作って別の商品に変化する。
Bに対しては
 シミの色に類似した色に染め、シミが目立たないように更に上染めをする。
 又はシミの箇所によっては類似色でデザイン化してしまう等々です。

と言うことは……
購入した時の色には再現できないと言うことです。
このことを是非ご承知おきください。
しかし、考えようによっては、新しい作品に甦ったことになります。


《ご依頼をされる場合の料金について》
前述の事由により、対応の仕方で一概に言えません。
なるべく低額でとは心掛けてはいますが、お預かりする前に、染め直しのご要望内容は勿論ですが、価格も含め充分なやりとりを行い、ご相談に応じたいと存じます。
お気軽に、メール info@saisokobo.com
または、TEL&FAX(0985-75-7814)にて、ご連絡ください。

※下記の事項の商品はお引き受けできませんので、充分ご確認の上連絡をお願い致します。
1.化繊が少しでも混紡された生地は染まりません。
 綿・麻・絹の天然繊維100%であることをご確認ください。
2.あまりにも生地が古く劣化していると思われる布は、堅牢度をご確認ください。
 染色中に破れる事にもなりかねません。


《化学合成染料に使用について》
ご覧いただいておりますように、当工房サイトは、『草木染め』のサイトです。
当工房は、『草木』の彩りを表現した作品創りをポリシーとしております。

ある日のこと、「大漁旗」に『染め重ね』をしてほしいとのご依頼がありました。
草木染め以外はお断りさせていただいているので、その方にも、その旨をお伝えしました。
しかし、ご依頼主様の強い思いより、某染色系会社勤務の頃の知識により、化学染料を使うことで、ご希望の色合いに変身することが可能であることをお伝えしました。
化学合成染料で染めることを了解して頂き、お引き受けすることになりました。

数日後、染め直された「大漁旗」は、お客様の意図にかなったようで大喜びされました。

これを機会に、私も少し考えを、+(足す)ことにしました。
お客様のご依頼内容によっては、化学合成染料を使用しての染めも、ご提案させていただくことになりました。


染直しの事例、只今準備中

染直し事例-原色使いのかなり派手な「大漁旗」を渋い色目に

染直し事例-お気入りの「お部屋着」