草木染の取り扱いについて


奥深い美しい草木染にも欠点があります。
それは堅牢度が弱いことです。退色が早いことです。
しかし、そのことを知り保管を保てばさほど心配は要りません。
開業以来、退色の相談をお受けしたのは2件ほどありました。

堅牢度には3種類あります。
1.摩擦堅牢度 布と布を擦り合わせて色が落ちることです。
2.洗濯堅牢度 洗濯する度に色が褪せてくる状態です。
3.日光堅牢度 長時間直射光が当たると色褪せてきます。

最も問題が多いのが、日光堅牢度です。
長時間に日光の直射光や、蛍光灯の真下に置くことは避けてください。
保管は、クローゼットや、タンスの暗いところに湿気を避けて保管して下さい。

洗濯では次の点を注意してください。
1.漂白剤や、蛍光剤が使用されている洗剤で洗わないで下さい。
 中性洗剤「おしゃれ着用」をお薦めします。
2.単独で、水、又はぬるま湯で押し洗いをして下さい。
3.濡れたままの長時間の重ね置きは避けて下さい。
4.乾燥は、直射日光を避けて、影干しして下さい。

アイロンがけ、
1.二枚重ね縫製された縁などは、あて布をすると良いです。
2.強い折り目は出来るだけしないで下さい。
 退色は、強い折り目の部分が多いです。


上記のことを心得え、長年、大事に管理し、ご愛用いただいていても、
草木染は、時の流れとともに、退色してしまうことがあります。
また、どのような布でも、経時変化で劣化していきます。
しかし、草木染めならではの、楽しみ方もあります。
それは、「染め直し」をすることが出来ることです。
染め直しについては、コチラをご覧ください。